市内の引越しだとどんな手続きが必要なの?

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手続きチェック

 

市内の引越し手続きでも、細かい点まで上げると、やることが多すぎますが、一つずつ時間を見て徐々にこなしていきましょう!

 

実際にリストを並べると多く見えますが、単身やご家族形態によっては全く関係の無い手続きもありますので、とりあえず目を通してみて下さい!

 

 

引越しが決まったらすぐやる事

賃貸なら解約手続きと物件探しを行う

大家さんまたは、不動産管理会社に連絡を入れます。

 

賃貸契約書には、退去する場合は、1か月前までに解約の予告をしなければいけないと記載されているのでご確認ください。

 

引越し業者選び

引越し業者の見積もり比較

 

引越し業者の予約は2ヵ月前から可能です。
3月〜4月上旬は繁忙期になり見積もりの予約さえも出来ない事もあるので早めに業者決めを行うようにして下さい。

 

また、複数見積もり出の比較や時期が早い方が料金も安くなる傾向にあります。

 

業者の見積もり比較はこちらから

 

不要品の選択と処分方法の検討

 

トラックサイズで料金は変わるため、出来るだけ不要品は引越し元で処分するようにして下さい。

 

処分方法は、

  • 依頼する引越し業者にお任せする
  • 自治体の回収サービスを利用する
  • 民間の回収サービスを利用する

 

費用が安いのは、自治体での処分ですが、引越し業者によっては、無料で処分を行ってくれる会社もありますので見積もり時にお尋ねください。

 

転校届

 

学校の担任に引越しの通達をして、

  1. 在学証明書
  2. 教科書給与証明書

をもらいます。

 

※2つの書類は、引越し先の学校に提出しますので大事に保管して下さい。
※転校先で同じ教科書を使うケースもあるため、教科書は処分しないでください。

 

2週間前〜引越し日前日まで

電気・水道・ガスの手続き

電気水道ガスの手続き方法をチェック!

 

電気水道ガス共に連絡時には

  1. 契約者の氏名と住所、
  2. お客様番号、
  3. 電話番号、
  4. 中止希望日(引越し予定日)

が必要になるので、領収書などを持参のうえご連絡下さい。

 

 

ガス:ネットもしくは電話で手続き、この際に当日までの清算方法や口座振替継続か決めます。

 

警報器の取り外しもしくは、オートロックマンションの場合は、退去の際でも立ち合いが必要です。

 

転居先が都市ガスとプロパンガスのガスの種類が異ならないかの確認を怠らないでください。

 

 

電気:解約日の連絡をネットまたは電話でお使いの電力会社に入れて下さい。

 

もし、転居先がスマートメーターという機器を使っている場合は、使用開始日の連絡が必要です。
それ以外の機器の場合は連絡せずとも、引越し当日ブレーカーのスイッチを上げるだけで利用出来ます。

 

※また、引越しが静岡県の富士川から新潟県の糸魚川をまたぐ場合は電気器具のHzが変更になるため、この付近での引越しの際はご注意ください。

 

 

水道:中止する際には、利用されている水道局に連絡を入れないと、基本料金が発生してしまいますので連絡が必要です。
また、ガス電気水道共に解約と同時に新居先の開始手続きのお申し込みも行って下さい。

 

 

郵便局での転送届け

郵便局での手続き

 

転送届は、窓口もしくはインターネットでお申し込みが可能です。
窓口に行く際の持ち物は、身分証明書のみです。

 

1年間は旧居の住所あての郵便物を新住所に届けてもらえます。
(再度、手続きを行う事でさらに1年間の延長も可能です。)

 

また、局員による現地確認や、本人確認書を旧居先に送付し確認を行うことがあります。

 

インターネットの引越し手続き

 

今お使いのプロバイダーに、電話もしくはウェブ上で移転または解約の手続きを行います。
現在、使用しているモデム機器はレンタル品のため返却が必要です。

 

回線の撤去工事や引き込み工事が必要な場合は、なるべく早めにご連絡下さい。(引越し繁忙期は混み合い1ヶ月待ちになる事もあります。)

 

※プロバイダーとはインターネット接続業者の事です。毎月必ず月額料金を支払っていますので、領収書などで会社名を確認し、そちらにご連絡ください。

 

引越し日前日にやる事

 

冷蔵庫の水抜きと冷蔵庫内の掃除

冷蔵庫の引越し準備

 

冷蔵庫は、中身の食材や調味料を出してから、コンセントを前日の夕方には抜いて下さい。

 

自動霜取りの機能が付いていない場合は、霜取り全てはがす必要があります。
(電源を抜いて扉を開けておけば自然に溶けていきますので、ドライバーなどで無理にはがさないでください。)

 

中身についてはクーラーボックスやクール便を活用して下さい。

 

中身全てを出したらついでに掃除も行っておきます。
油落としには重曹が最適なので、重曹大さじ1杯:水200mlでスプレーにし吹きかけてタオルで磨いて行きましょう。

 

当日には、下部の蒸発皿を取り外して水を廃棄して完了です。

 

冷蔵庫の荷造りは、当日に業者が行いますのでそのままにして置いて下さい。

 

ご近所への挨拶回り

当日は騒音が予想されますので、特に引越しが午前便の方は、前日までには挨拶まわりを済ませておく事をお勧めします。

 

石油ストーブの灯油は使いきる

灯油はガソリンスタンドで処分

 

灯油は引越し業者も運べませんので、廃棄する必要があります。
ストーブ内の残り少ない灯油は、換気を良くして空焚きを行います。

 

ポリタンクに残ってしまった灯油は、購入したガソリンスタンドで破棄をお願いして下さい。
※ゴミとして処分する事は出来ません。

 

パソコン内部で大事なデータの移転

パソコンのデータは保証対象外のため、大事な画像やデータがある場合は、USBメモリーやクラウドサービスに保存をして下さい。

 

もしくは、本体をご自身で運ぶか、または内部のハードディスクだけを取り外して引越す方法も検討して下さい。

 

こちらも業者が専用キットを用意してくれる場合もあるので、お尋ねください。
(自分で荷造りをする場合は、購入時の箱に入れるか、家電量販店でPC用の空き段ボールをもらって荷造りをする方法もあります。)

 

引越し日当日(旧居)でやる事

電気水道ガスの清算

 

電気・水道・ガス共に引越し当日に料金の清算をする場合は係員に料金を渡す為立ち合いが必要です。

 

電気:ブレーカーを落として下さい。

 

ガス:使用停止時に立ち合いが必要な場合もあるため、ご確認ください。

 

水道は特にやる事はありません。

 

賃貸なら鍵の返却

 

大家さんや管理人さんにスペアキーと共に鍵を返す事をお忘れなく。

 

忘れ物のチェック

 

忘れ物で多いのが、玄関先や庭などに保管している自転車や物干しざおなどです。

 

また、押入れ上段の荷物や、照明器具等です。

 

前日には、一部屋ずつ忘れ物がないか確認を行って下さい。

 

引越し日当日(新居)でやる事

 

電気水道の開栓、またガスの開栓の立会

ガス:当日はガス漏れ検査と点火テストが必要になるので立ち合いが必要です。所要時間は30分程度

 

電気:リミッターの電源を上げて使用開始します。

その後にインターネット、または電話で使用開始の申し込みを行います。

 

 

水道:使用開始後に備え付けられているはがきを投函する方法や、3〜4日前に使用日の連絡を入れる区域と別れるため、各自治体の水道局までご確認ください。

 

 

新居先の挨拶回り

 

挨拶まわりの範囲は、一軒家で向こう3件両隣、マンションで上下階両隣、また自治会長さんや大家さんなど気になる範囲は回る事をお勧めします。

 

粗品は500円〜1000円程度が相場で、のしも忘れずに貼っておきましょう。

 

女性の単身の場合は挨拶まわりはお勧め致しませんが、大家さんや管理人さんには挨拶を行っておきましょう。

 

引越し日〜2週間までにやる事

転居届(住民異動届)

役所内での手続き

 

同市内での引越しの場合は、転居届(住民異動届)を引越し日から2週間以内までに区・市役所に届け出る必要があります。

 

持ち物は、

  • 印鑑
  • 身分証明書

です。

 

同一市内の引越しで同時に住所変更の手続きが必要なのは下記になります。
(内は手続きに必要な持ち物)

 

  • マイナンバーカード(マイナンバーカード)
  • 国民健康保険(印鑑・保険証)
  • 後期高齢者医療保険(印鑑・保険証・身分証明書)
  • 子ども医療費受給証(印鑑・受給証)
  • 介護保険者証
  • 子ども手当
  • 児童扶養手当
  • 医療助成

 

以上の手続きは、区・市役所内で行えますので一度に行ってしまいましょう。

 

※また、国民年金については、会社で加入している場合は会社に報告をする必要がありますが、個人の場合は、転居届と同時に変更されますので、こちらで特にやる事はありません。
(同一市内の引越しのみ)

 

印鑑登録も同様に、同一市区内の引越しの場合は、転居届と同時に書き換えられますのでそのままお使いになれます。

 

 

銀行・保険・通販の住所変更手続き

こちらは窓口でのお届けが必要です。

 

銀行:お届け印、身分証明書、ご利用の通帳が必要です。

 

保険:該当する保険証、身分証明書、印鑑が必要です。

 

通販はインターネット上での住所変更手続きになります。

 

転校手続き

 

転居届の提出後に、区・市役所内にある学校教育課で転入学通知書をもらい、転入する学校

  1. @在学証明書
  2. A教科書給与証明書
  3. B転入学通知書

の3つを提出します。
(学校によっては書類の名称が異なる場合がありますのでご確認願います。)

 

不動産の登記簿変更手続き

 

法務局にて手続きが必要ですが、住所変更の期限は特に設けられていません。

 

ただし、名義人が亡くなった場合の相続時や、旧住所の住民票が取れなくなったりするケースもあるため変更しておく事に越した事はありません。

 

司法書士に依頼した場合の相場は1,5千円〜2万円程度です。

 

車の車検証の住所変更手続き

車検証の手続き

車の場合は、車検証の住所変更手続きが必要です。

 

手続きは引越し日より原則15日以内と定めらています。

 

手続き機関は普通乗用車で新住所を管轄する陸運局、軽自動車は軽自動車検査協会になります。

 

持ち物は、

  • 車検証
  • 住民票発行3ヶ月以内
  • 車庫証明証発行1ヶ月以内
  • 印鑑

 

所有者と使用者が異なる場合
※所有者の委任状と住民票が必要です。

 

普通乗用車でも住所変更時には実印や印鑑証明は必要ありません。認め印でOKです。

 

バイクの住所変更手続き

バイクの手続き

 

手続き機関は、原付など125cc以下の場合は区・市役所、それ以上の排気量のバイクは陸運局で手続きを行います。

 

原付は簡単ですが、軽二輪となる125cc超え250cc以下のバイクの手続きが書類も多くややこしくなっていますのでご確認ください。

 

小型二輪(125cc以下)

 

同一市区内であれば、区・市役所にて転居届の提出で完了です。
電話でも住所変更が可能な区域もあるためお問い合わせください。

 

もしも、同一市区町村外になる引越しの場合は、旧住所にて廃車手続きと、新住所での原付の再登録が必要になります。

 

旧住所での持ち物は、

  • 印鑑
  • ナンバープレート
  • 廃車申告書兼標識返納書
  • 標識交付証明書

 

新住所での持ち物は、

  • 印鑑
  • 旧居先でもらった廃車証明書
  • 標識交付申請書

 

 

軽二輪(125cc超え250cc以下)

 

原付と異なり、新住所内を管轄する陸運局のみで手続きを行います。
手続き代金は1000円程度です。

 

持ち物は、

  • 印鑑
  • 住民票(発行3ヶ月以内)
  • 軽自動車届出済証
  • ナンバープレート
  • 自賠責保険証(有効期限がある場合)

※使用している場所を証明する書類が必要な区域あり(ガスや水道などの領収書など)

 

陸運局で入手する書類は、

  • 申請書
  • 軽自動車税申告書

 

※軽自動車届出済証を紛失した場合は再交付が必要です。
引越し区域が同じエリアを管轄する場合は同時に手続きが行えますが、異なる場合は旧住所の陸運局での手続きが必要になります。

 

中型二輪(251cc以上)

251cc以上のバイクも新住所内を管轄する陸運局で手続きを行います。
手続き代金は1500円程度です。

 

  • 印鑑
  • 住民票(発行3ヶ月以内)
  • 車検証
  • ナンバープレート

 

陸運局で入手する書類は、

  • 申請書
  • 手数料納付書

が必要になります。

 

 

運転免許証

運転免許証の手続き

 

運転免許証の変更期間は、道交法によって記載内容に変更が生じた場合は速やかに行うと記されています。

 

また、引越しの手続き上で免許証は身分証明書として利用しますし、更新はがきが届かず失効してしまう事も防ぎため、変更を忘れずに行っておきましょう。

 

 

引越し先の住所を管轄する警察署、免許更新センターで手続きを行います。
手続き代は無料です。

 

持ち物は、

  • 運転免許証
  • 住民票

 

写真は必要ありませんが、県外をまたぐ引越しの場合は念のためご確認ください。

 

車庫証明の取得

車庫証明の手続き

 

車庫証明は車検証変更時に必要になりますので、変更の手続きを行って下さい。

 

新住所を管轄する警察署へ行き、必要書類を受け取り、記載し提出後に、場所の確認が行われ、再度書類を取りに行くため3回通う事が必要です。

 

必要書類は

  • 保管場所の変更届け
  • 所在図・配置図
  • 標章交付申請書
  • 使用承諾証明書

 

※書類一式はインターネットによりダウンロードも出来ますが、複写式では無い為、警察署で書類をもらった方が手間がかかりません。

 

 

愛犬の再登録

犬の登録

 

犬も住所が変わった場合は登録の変更届けが必要になります。

 

期間は引越し日より30日以内で、手続き機関は、新住所の区・市役所もしくは保健所となります。

 

持ち物は、

  • 犬の鑑札(紛失時は再交付が必要です。手数料1600円)
  • 狂犬病予防注射済み票

 

届出書類はダウンロードも可能ですが、区市役所で入手も出来ます。
また、書類には鑑札番号と注射済み番号が必要になります。

 

 

以上の内容が、同一市内でのやるべき引越し手続きになります。

 

同一市区外と異なる点は、役所内の住所変更手続きに若干の違いがある程度となります。